【色彩学】アクセントカラーの選び方
みなさんは、「アクセントカラー(強調色)」という言葉をご存知ですか? デザインにワンポイトで使うと効果的な要素で、配色に変化を与えたり、配色を強調したり、部分的に目立たせたりするときに使用します。「アクセント」という言葉は、ファッションやインテリアでも使いますよね^ ^ アクセントカラーを使うことで、配色にメリハリがうまれます。
1)アクセントカラーは小面積で使用する
大前提として、アクセントカラーは、全体に使われているベースとなるカラー(ベースカラー、基調色)の面積に対して、小面積で使用します。下記の写真も、面積が小さいので、色が目立って見えますね。
2)アクセントカラーの選び方のポイント
●全体の色と対照的な色相やトーンを使用する
全体に使われているベースカラーと対照的な色相やトーンを使うことで、色相差がうまれます。例えば、高明度の紫と高明度の青の組み合わせに、低明度の青というアクセントカラーを組み合わせます。同系色ですがメリハリが出ます。
●明度差や彩度差があると、さらに効果的
色相差に明度差や彩度差があると、さらに効果が高まります。例えば、低明度の緑&青に補色である黄色を組み合わせます。黄色は、より差が出るように高明度で高彩度のものにします。これはよく目立ちます。
●無彩色と組み合わせることも可能
無彩色との組み合わせも良いです。モダンでおしゃれなイメージですね。
3)アクセントカラーのデザイン例
弊社で担当させてもらったデザインで、アクセントカラーを使ったデザインや写真をご紹介します。ご参考にしてください^ ^
◆株式会社福田工務店さんのロゴマーク
「想」と「正」の文字にアクセントカラーを使うことで、印象を強めています。
株式会社福田工務店さんの事例はこちら
https://kukulife.jp/
◆RICHER’Tのギフトボックス
シンプルな白い箱に、コーポレートカラーである「赤」をラインのように使用しています。
RICHER’Tの事例はこちら
◆Tag! wafflesのイメージ写真
イチゴを入れることで、単調な色調にアクセントがうまれます。
Tag! wafflesの事例はこちら
ファッションやインテリアなど、気軽に取り入れてみてくださいね^ ^