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【デザイン相談日】「会社案内」を 作る目的って何だろう?

2024.07.03

会社案内ってあったほうが便利かな?と考えて、なんとなく作ってみたい…と思うけど「何に使おう」「何を載せよう」が決まってなかったりしませんか?どの販促物にも言えることですが、会社案内を「作る」ことが目的ではなく、何のために会社案内を作るのか、その「目的」をしっかり決めてから作り始めることが重要です。

代表的な会社案内の用途を3つ紹介します。

ブランディングのための会社案内

社会的信用度を高めるため、そして競合他社との差別化を図るためのブランディング。それをわかりやすく説明、表現したものがブランディングのための会社案内となります。企業理念やブランドコンセプト、メッセージ、事業の紹介、自社らしさや強みを訴求し、新規顧客、既存顧客の信頼を獲得することが目的です。社外向けに作るものですが、企業理念を社員に浸透させるために社内向けにも作成することもあります(インナーブランディングといいます)。

営業ツールとしての会社案内

営業活動や展示会などで配布するためのツールです。事業内容や主力商品・サービスを紹介して主に新規顧客の獲得を目指します。アピールしたい会社の情報や商品、好まれる紙面デザインは時代によってどんどん変化していきますので、在庫の冊子が無くなった場合は、刷増しするだけでなく、こまめに内容を見直し、バージョンアップさせていくこも大切です。

採用のための会社案内

上記のブランディングや営業ツールのためのパンフレットは顧客に向けたものですが、求職者に向けて自社の魅力を発信する場合は採用案内パンフレットとなります。こちらは役割が根本的に異なるため、ブランディングや営業ツール用とは分けて作成することが多いです。仕事の内容や流れに触れたり、先輩社員の声やメッセージを入れたりして「働いてみたい!」と思ってもらえる内容を目指しましょう。新卒学生や若者をターゲットにする場合はわかりやすく、親しみやすい作りを心がけましょう。

WEBサイトでも会社案内を

こちら3つは紙媒体を想定してお話ししておりますが、WEBサイトでも【会社案内】、【企業理念】、【採用情報】のページを設けたり、専用の【リクルートサイト(求人サイト)】を作ったりしている企業もあります。場所、時間をを選ばず多くの人に見てもらえるという点ではWEBサイトは効果的です。両方ほしいけど、一気に作るのは難しい!という企業さまでも、アナログとデジタル、まずどちらかを制作してしまえば、そのデータやイメージは引き継げるので時間を置いても、もう一方の制作はスムーズにできます。

さいごに

大きく3つの目的を紹介してみましたが、いかがでしょうか。会社案内を作りたいから作る!と先走りせずに、「何に使うのか」をしっかり決めてから制作にとりかかりましょう。「ブランディングで会社の良いイメージを浸透させたい」「営業ツールとして使いたい」「リクルートに力を入れたい」などざっくりでも目的さえあれば後はそれを広げていくだけです。

会社案内は様々な用途があります

デザイン相談日では会社案内のお困りごとの相談も受け付けております。「会社案内ってどういうものなの?」という方から「こういう内容の会社案内作りたいけどいくらかかるの?」という方まで、まずは何でも気軽にご相談ください。

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